シティーハンター全く知らなかった私が新宿プライベートアイズを観に行った

2019年2月15日金曜日

映画

t f B! P L
ネットでかーなーり話題になってたり神谷明さんのインタビューを観て観たくなったので観た。

自分はシティーハンター知識はほぼゼロでした。テレビバラエティの懐かしアニメ特集で紹介されることもほとんどないし、ネットみてもコブラや北斗の拳ほどネタにされてるのも見かけないので自分にとっては割りと影の薄い作品だったのだ。
一応ネットの各百科サイトなり公式で無料配信されてた初期の数話(第一話や槙村兄が殉職する回あたり)で履修はしたがお陰で「あ、百科サイトに書いてある細かい設定て本編じゃあんま使われてないな?」と察することはできた。

いつも通り錦糸町で観るつのりだったがこの日たまたま大久保で仕事があったので帰りに新宿まで歩いていってゴジラビルの映画館で観てきた。
この映画館で観て正解だった。開幕このビルの前でドンパチするシーン(この映画館限定のおまけムービーかと思いました)から始まり没入感が最初からクライマックス!
他にもルミネ東館やピンク通りやゴールデン街、役所通り裏のゴールデン街に抜ける路地とか花園神社といった新宿の実際のロケーションがめっちゃ出てくるので仕事で新宿によく行く身の自分は「あっあそこだ!」ってなりっぱなしでした。

話自体は実にシンプル。神谷明氏が「ルパン三世みたいなもの」と例えていた通りの三枚目の超人が出て暴れる!シンプル壮快活劇!な内容。なので自分みたいに原作もアニメも未読未視聴でも楽しめたしテンション上がりまくり。どんな世代でも楽しめる作品になっていたと思いました。
ただ、やっぱ当時からのファンだったらスタッフロールの名場面集で感動できてんだろうなァ~~……とはなった。無念。

ネットでは「ラーメン屋行ってちゃんとラーメンが出てきた」と例えられてましたがより正確に言うならば「昔ながらのラーメンだけど、ちゃんと現代人の味覚向けに調整されたラーメンが出た」と言うべきだと思います。
例えに出たルパン三世もそうですが、昔の作品だけど舞台がちゃんと現代になっていて、登場人物も現代人にアップグレードされているんですよね。ルパン三世はモノクルパソコンで歩きながら息吸うようにハッキングするし、獠もスマホで依頼を受け付けてドローンで盗撮を企てる。
だから当時の人向けではない、ちゃんと新世代向けの作品にもなれたんだと思います。

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